廃油について知ろう!

化学物質に関すること
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廃油について知ろう!

廃油とは何ですか?

地球環境の専門家

廃油とは、潤滑油系、絶縁油系、洗浄油系、切削油系などの廃油類や、廃溶剤類、タール・ピッチ類を含み、家庭や産業から排出される使用済みの油を指します。

廃油は何からできるのですか?

地球環境の専門家

廃油は、エンジンオイル、トランスミッションオイル、ブレーキオイルなどの潤滑油、有機溶剤や洗浄剤、切削油、タール、ピッチなどの産業由来の油、さらに家庭や飲食店で使われた食用油などから生じます。

廃油とは。

「廃油」とは、家庭や産業から排出される使用済みの油の総称です。潤滑油系・絶縁油系・洗浄油系・切削油系の廃油類のほか、廃溶剤類やタール・ピッチ類なども含まれます。

廃油とは何か?

廃油とは何か?

廃油とは、食用や工業用などに使用したあとに出る使用済みの油のことです。油は動植物の脂肪や石油から作られ、食用油・工業用油・潤滑油などさまざまな用途で使われています。
  • 食用油:料理に使うほか、マーガリンやマヨネーズなどの食品の製造にも使用されます。
  • 工業用油:金属加工や機械の潤滑、化学製品の製造など幅広い産業で利用されます。
  • 潤滑油:自動車のエンジンや機械部品を滑らかに動かすために欠かせません。

これらの油は使用後に廃油となりますが、そのまま捨てると環境汚染の原因となるため、適切な処理が必要です。処理方法は油の種類や自治体によって異なり、回収された廃油はバイオディーゼル燃料や石鹸などの原料として再利用されることもあります。

廃油の種類

廃油の種類

廃油は、その由来によっておおまかに食用油廃油工業用油廃油鉱物油廃油の3つに分けられます。いずれも廃棄物として処理されるのが一般的ですが、近年は再資源化の動きが広がっています。

食用油廃油は、家庭や飲食店で使用された食用油が廃棄されたものです。日本国内では、家庭系・事業系をあわせて年間およそ40万〜50万トン規模の廃食用油が発生していると推計されており、近年は回収・再資源化の取り組みが拡大しています。

工業用油廃油は、工場や事業所で使用された油が廃棄されたものです。廃棄物処理法上の産業廃棄物として扱われ、許可を得た処理業者によって処分・再生されます。

鉱物油廃油は、自動車や機械のエンジンオイル、グリースなどが使用後に廃棄されたものです。処理が難しい一方で、リサイクル業者によって回収され、再生重油などとして再利用されるケースも増えています。

廃油の処理方法

廃油の処理方法

廃油は、適切に処理しないと環境に悪影響を及ぼすおそれがあります。処理方法にはいくつかの選択肢があります。

1. 自治体の回収・処理ルートを利用する
一般的な認知度はまだまだですが、家庭から出る廃食用油は、自治体が設けた回収拠点に持ち込む方法も広まりつつあります。事業所から出る廃油の多くは産業廃棄物にあたり、専門の処理施設で処分されます。

2. 廃油回収業者に回収してもらう
廃油を専門に回収する業者に依頼すれば、適正に処理・再資源化してもらうことができます。飲食店などの事業者が利用するケースが多く見られます。

3. 家庭内で固めて可燃ごみにする
少量の廃食用油であれば、市販の凝固剤や新聞紙・古布に吸わせて可燃ごみとして出す方法もあります。ただし、廃油は流しに捨てると水質汚染の原因となるため、自治体のルールに従い、安全に十分注意して処理することが大切です。

廃油の排出規制

廃油の排出規制

廃油の排出は環境汚染の原因となるため、廃棄物処理法大気汚染防止法などによって規制されています。廃棄物処理法では、事業活動から生じる廃油は産業廃棄物(特に引火点の低いものは特別管理産業廃棄物)に分類され、排出事業者には適正処理の責任が課されています。処理を他者に委託する場合は、許可を受けた業者と契約し、マニフェスト(産業廃棄物管理票)を交付しなければなりません。また、廃油を焼却処分する際には、廃棄物処理法などに基づく構造・性能基準を満たした焼却炉を使用する必要があります。

廃油を排出する際には、次の点に注意する必要があります。
・廃油は、許可を受けた処理業者に委託して処分する。
・廃油を燃焼させる際には、基準を満たした焼却炉を使用する。
・廃油の不法投棄や野焼きは法律違反であり、厳しい罰則の対象となる。

廃油の排出規制は環境汚染を防ぐうえで重要な仕組みです。排出する際には必ず法令を守りましょう。

廃油を減らすための取り組み

廃油を減らすための取り組み

廃油を減らすうえでまず大切なのは、発生そのものを抑えることです。たとえば、揚げ物をするときにはできるだけ少量の油で調理するなど、日々の暮らしの中での工夫が有効です。

廃油を減らすために有効なひとつめの取り組みは、油の再利用です。一度使った油をろ過して不純物を取り除き、再び調理に活用することで、廃油の発生量を減らせるだけでなく、油の購入コストの削減にもつながります。

もうひとつの取り組みが、廃油のバイオディーゼル化です。これは廃油を化学処理してバイオディーゼル燃料(BDF)に変えるもので、化石燃料に比べて環境負荷が小さく、再生可能エネルギー源として注目を集めています。飲食店などでは、回収業者を通じて廃食用油をBDFにリサイクルする取り組みが広がっています。

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