フロン回収協力店制度とは?

化学物質に関すること
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フロン回収協力店制度とは?

先生、『フロン回収協力店制度』について教えてください。

地球環境の専門家

フロン回収協力店制度とは、フロンの回収を確実に実施できる事業者を、都道府県・政令指定都市またはフロン回収等推進協議会が認定していた制度のことです。

それはいつできた制度なのですか?

地球環境の専門家

フロン回収協力店制度は、2001年に施行されたフロン回収・破壊法以前から運用されていた制度ですが、法整備により回収体制が整ったため、2015年5月に廃止されました。

フロン回収協力店制度とは。

フロン回収協力店制度とは、フロン回収・破壊法(2001年施行)が整備される前から運用されていた制度で、都道府県・政令指定都市またはフロン回収等推進協議会が、フロンの回収(または回収の委託)を確実に実施できる事業者を認定するというものでした。その後、法律に基づく回収体制が整ったことから、この制度は廃止されています。(2015年5月改訂)

フロン回収協力店制度の概要

フロン回収協力店制度の概要

この制度は、業務用冷凍空調機器などからフロン類を適正に回収・処理することで、オゾン層破壊や地球温暖化の抑制を図ることを目的としていました。フロン類を排出する事業者と、回収・処理を担う協力店が連携し、フロン類の大気中への放出を防ぐ仕組みです。協力店として認定された事業者は、フロン回収に必要な知識・技術・設備を備え、利用者からの相談にも対応していました。

フロン回収協力店制度の目的

フロン回収協力店制度の目的

制度の最大の狙いは、フロン類を適正に回収し、環境への排出を抑制することにあります。

フロン類は、冷蔵庫、エアコン、冷凍機などさまざまな機器に冷媒として使用されてきた一方、強力な温室効果ガスであり、オゾン層を破壊する物質でもあります。オゾン層の破壊が進むと有害な紫外線が地表に届きやすくなり、皮膚がんや白内障などの健康被害を引き起こすおそれがあるのです。

そこで、フロン類を確実に回収・処理できる事業者を認定することにより、地球温暖化防止とオゾン層保護を推進することが目指されました。

フロン回収協力店制度の対象者

フロン回収協力店制度の対象者

認定の対象となったのは、フロン類を使用した機器の整備・廃棄に関わり、フロン類の回収を確実に実施できる事業者です。認定は都道府県・政令指定都市またはフロン回収等推進協議会が行い、フロン回収に必要な知識と技術、および回収に必要な設備を有していることなどが要件とされていました。

フロン回収協力店制度の登録方法

フロン回収協力店制度の登録方法

フロン回収協力店として認定を受けるには、所在する都道府県・政令指定都市、またはフロン回収等推進協議会に申請を行う必要がありました。

認定の主な要件は次のとおりです。

  • フロン回収に関する研修を修了していること
  • フロン回収に必要な機器・設備を備えていること
  • 回収業務を確実に実施できる体制が整っていること

認定を受けた事業者には認定証が交付され、店舗・事務所に掲示することが求められました。協力店は主に業務用エアコンや冷凍冷蔵機器などからフロン類を回収し、回収されたフロン類は再生または破壊処理など適正に処理されます。

利用者にとっては、協力店に依頼することでフロン類が適正に処理されるという安心感が得られるほか、機器の廃棄時に必要となる回収証明書の交付を受けられるというメリットがありました。

なお、現在はフロン排出抑制法(旧フロン回収・破壊法)に基づき、都道府県知事に登録された第一種フロン類充塡回収業者がフロン類の回収を担っています。

フロン回収協力店制度のメリット

フロン回収協力店制度のメリット

協力店として認定を受けることには、さまざまなメリットがありました。まず、自治体や関連団体からの支援や情報提供を受けやすくなり、適正処理を担う事業者として地域社会や顧客から信頼されることで、企業のイメージアップにもつながります。加えて、フロン回収業務に取り組む中で、回収・処理に関するノウハウや技術力を蓄積でき、自社の競争力向上にも役立ちました。さらに、協力店どうしで情報や技術を共有することにより、業界全体のフロン排出削減に貢献できる点も大きな意義といえるでしょう。

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