ブループラネット賞について知る

ブループラネット賞について教えてください。

地球環境の専門家
ブループラネット賞とは、公益財団法人旭硝子財団が、地球サミットが開催された1992年に創設した地球環境国際賞です。地球環境問題の解決に向けて科学技術の面で著しい貢献をした個人または組織に贈られます。

ブループラネット賞を受賞した人はいますか?

地球環境の専門家
はい、これまでに世界各国の多くの研究者や団体が受賞しています。例えば、気候研究で知られ、のちにノーベル物理学賞も受賞した真鍋淑郎博士や、環境経済学のパーサ・ダスグプタ教授などが受賞しています。
ブループラネット賞とは。(一言で説明)
地球環境分野の国際賞。公益財団法人旭硝子財団が、1992年の地球サミット開催を機に、地球環境問題の解決への貢献を称えるために創設しました。
ブループラネット賞とは?(詳細)

ブループラネット賞は、公益財団法人旭硝子財団が、1992年の地球サミット(国連環境開発会議)開催を機に創設した国際的な環境賞です。地球環境問題の解決に向けて科学技術の面で著しい貢献をし、持続可能な社会の実現に大きく寄与した個人または組織に贈られます。
受賞者は毎年原則として2件が選定され、それぞれに表彰状、トロフィー、ならびに副賞として賞金50万米ドルが贈呈されます。環境分野における国際的に権威のある賞の一つとして広く知られています。
ブループラネット賞の受賞者は?
1992年の創設以来、本賞は毎年、地球環境問題の解決に科学的・実践的に貢献してきた世界各国の研究者や団体に授与されてきました。
- 気候モデル研究で知られ、後にノーベル物理学賞も受賞した第1回(1992年)受賞者の真鍋淑郎博士
- 生物多様性の保全で重視される「ホットスポット」の概念を提唱した環境学者のノーマン・マイヤーズ博士(2001年受賞)
- 環境経済学の体系化に貢献したパーサ・ダスグプタ教授(2015年受賞)
- 生物多様性と生態系サービスに関する科学的知見を集約する国際組織「生物多様性及び生態系サービスに関する政府間科学政策プラットフォーム(IPBES)」(2024年受賞)
受賞者はそれぞれの分野で、環境保全の重要性を世界に発信し続けています。
ブループラネット賞の選考基準は?

選考にあたっては、地球環境問題の解決における功績の大きさに加え、活動の継続性、社会的影響力、研究や活動の革新性などが重視されます。選考は推薦制度に基づいて行われ、国内外の推薦人から寄せられた候補者について、旭硝子財団が設ける選考委員会と顕彰委員会が複数回にわたる審議を重ねたうえで、最終的に理事会が受賞者を決定します。なお、自薦は受け付けていません。
ブループラネット賞の授賞式は?

ブループラネット賞の表彰式典は、毎年秋に東京で開催されます。式典には皇族をはじめ、政府関係者、環境分野の研究者や活動家、企業関係者などが出席し、受賞者に表彰状、トロフィー、副賞の賞金が授与されます。
また、表彰式典に併せて、受賞者による記念講演会が東京と京都で開催され、受賞対象となった研究や活動の内容、地球環境問題の現状と展望が広く社会に発信されています。
ブループラネット賞の意義は?

本賞は、環境保護や地球環境問題の解決に貢献した個人や団体を顕彰することを通じて、環境問題への社会的関心を高め、持続可能な社会の実現を後押しすることを目的としています。
賞の名称「ブループラネット」は、人類で初めて宇宙から地球を眺めた旧ソ連の宇宙飛行士ユーリイ・ガガーリンの言葉「地球は青かった」に由来します。そこには、青く輝くかけがえのない地球を、人類共通の財産として未来へ引き継いでいきたいという願いが込められています。
受賞者の研究や活動は、世界各国の環境政策や科学研究に大きな影響を与えており、本賞は地球環境の保全に向けた国際的な道しるべとしての役割を果たしています。環境分野で活動する研究者や実践者にとって、ブループラネット賞は最も権威ある栄誉の一つとされています。


