リオプラス20とは?~その起源と目的~

環境問題に関すること
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リオプラス20とは?~その起源と目的~

環境に関する用語『リオプラス20』について教えてください。

地球環境の専門家

リオプラス20とは、1992年に開催されたリオ・地球サミットから20年を機に、2012年6月にブラジルのリオデジャネイロで開催された「国連持続可能な開発会議」のことです。通称「リオプラス20」と呼ばれています。

リオ・地球サミットとはどのような会議だったのでしょうか?

地球環境の専門家

リオ・地球サミットは、1992年にブラジルのリオデジャネイロで開催された「環境と開発に関する国連会議」のことです。この会議では、持続可能な開発の重要性や、環境問題への取り組みの必要性などについて議論が行われました。

リオプラス20とは。

「リオプラス20」とは、「国連持続可能な開発会議」の通称です。この会議は、1992年に開催された「環境と開発に関する国連会議」(リオ・地球サミット)から20年を記念して、2012年6月にブラジルのリオデジャネイロで開催されました。

リオプラス20とは?

リオプラス20とは?

リオプラス20とは、地球サミットから20年後の2012年6月にブラジルのリオデジャネイロで開催された、持続可能な開発に関する国際会議です。気候変動生物多様性の損失など地球環境が急速に悪化するなか、持続可能な社会を構築するための方策が話し合われました。

この会議では成果文書「我々の求める未来(The Future We Want)」が採択され、後に国連で採択されることとなる持続可能な開発目標(SDGs)の策定プロセスを開始することが合意されました。SDGsは、貧困の撲滅、飢餓の解消、気候変動への対策など17の目標と169のターゲットから構成され、2030年までに達成すべき世界共通の目標です。

リオプラス20の起源

リオプラス20の起源

リオプラス20は、1992年に開催されたリオ・地球サミット(環境と開発に関する国連会議)の20周年を機に開催されました。リオ・地球サミットは、持続可能な開発に関する国際的なコンセンサスを形成した歴史的な会議であり、リオプラス20はその成果を再確認し、持続可能な開発をさらに前進させることをねらいとしていました。

会議には、世界188カ国と3つのオブザーバー(EU・パレスチナ・バチカン)から、97名の首脳・閣僚級を含む約3~4万人が出席しました。そこでは、持続可能な開発の3つの柱である経済・社会・環境のバランスのとれた「発展」「貧困撲滅」「気候変動対策」「持続可能なエネルギーへの移行」などが議論されました。開始が合意されたSDGsの策定プロセスは、国際社会による持続可能な開発へのコミットメントの表れであり、SDGsはその後の議論を経て2015年9月の国連サミットで正式に採択されました。

リオプラス20の目的

リオプラス20の目的

リオプラス20の目的は、リオ・地球サミットから20年を経て、世界が直面する持続可能な開発の課題と進捗状況を評価し、新たな取り組みを促すことにありました。気候変動生物多様性の喪失資源の枯渇といった地球規模の課題への行動を加速させるため、持続可能な開発目標(SDGs)の策定プロセス開始に重点が置かれました。

また、経済・社会・環境の3つの柱のバランスを重視し、開発を支える経済成長の役割や、貧困削減と社会的平等、教育・文化の重要性も強調されました。とりわけ、環境に配慮した経済のあり方を示すキーワードである「グリーン経済」は、会議の中心的なテーマのひとつとして大きく議論されました。

リオプラス20の成果

リオプラス20の成果

リオプラス20は、1992年のリオ・地球サミット(アースサミット)、2002年のヨハネスブルグ・サミットに続く、持続可能な開発に関する大規模な国際会議でした。

リオプラス20の主な成果は、以下の通りです。

・成果文書「我々の求める未来(The Future We Want)」の採択
持続可能な開発目標(SDGs)策定プロセスの開始
・持続可能な開発のための制度的枠組みの強化(ハイレベル政治フォーラムの設置に合意するなど)
グリーン経済に関する議論の深化
・持続可能な消費と生産に関する10年計画枠組み(10YFP)の採択
持続可能な開発のための教育(ESD)と啓発の強化

これらの議論を経て策定されたSDGsは、貧困や飢餓の撲滅、健康と福祉の向上、教育の質の向上、男女平等の実現、気候変動への対策、海洋・陸上生態系の保護、持続可能な生産と消費、平和と正義の促進など、幅広い分野をカバーしています。リオプラス20は、持続可能な開発のための国際社会の取り組みを強化し、その後のSDGs採択に向けて大きな一歩を踏み出した会議であったといえます。

リオプラス20後の課題

リオプラス20後の課題

リオプラス20では、1992年のリオ・地球サミットで採択された行動計画「アジェンダ21」のフォローアップや、2015年を目標年とするミレニアム開発目標(MDGs)の達成に向けた進捗状況のレビューも行われました。各国には「グリーン経済」「社会包摂」「環境保護」を重視した政策が求められましたが、これらを同時に達成することは容易ではなく、各国はさまざまな課題に直面しています。

その課題のひとつが、経済成長と環境保護のバランスです。多くの国では経済成長を優先するあまり環境破壊や気候変動が進んでおり、両立を図る政策が必要とされています。

もうひとつは、貧困と環境汚染の解消です。貧困層は環境汚染の影響を受けやすく、また環境破壊の原因となる活動に従事せざるを得ない場合も多いため、両者を一体的に解消していくことが重要です。

リオプラス20後の課題は複雑で難題ですが、持続可能な開発を実現するには、これらの課題を克服し、リオプラス20で示された方向性を着実に実現していくことが各国に求められています。

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