建設発生土とは?その定義や処分方法について

環境問題に関すること
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建設発生土とは?その定義や処分方法について

建設発生土とは何ですか?

地球環境の専門家

建設発生土とは、道路、下水道、河川、鉄道などの公共工事や、ビル、住宅などの民間工事といった建設工事に伴って発生する土砂類のことです。

建設発生土は廃棄物ではないのですか?

地球環境の専門家

はい、建設発生土は建設工事に伴って副次的に得られた土砂であり、建設副産物に分類され、廃棄物処理法上の廃棄物には該当しないとされています。

建設発生土とは。

建設工事によって発生する土砂類を「建設発生土」と呼びます。建設発生土とは、道路、下水道、河川、鉄道などの公共工事や、ビル、住宅などの民間工事など、建設工事に伴って発生する土砂類のことで、一般には「建設残土」とも呼ばれます。これらの建設工事によって副次的に発生する土砂は、建設副産物に該当し、廃棄物処理法上の廃棄物ではないとされています。

建設発生土の定義と種類

建設発生土の定義と種類

建設発生土とは、土木工事や建築工事において、土地を掘削したり整地したりする際に発生する土砂のことです。工事の規模や内容によって、発生する量や性質は大きく異なり、それに応じて処分方法も変わってきます。

建設発生土は、発生形態によって主に2種類に分けられます。1つは掘削土で、土地を掘削する際に発生する土砂のことです。もう1つは建設発生土を盛土材として再利用するケースで、他の工事現場での盛土に活用されます。掘削土は処分されることが多い一方、性状が良好なものは盛土材として再利用される場合もあります。

なお、国土交通省では建設発生土を、含水比や強度などの土質特性に応じて第1種から第4種建設発生土および泥土の5区分に分類しており、それぞれ用途が定められています。

建設発生土の処分方法

建設発生土の処分方法

建設発生土とは、建設工事に伴って発生する土砂のことで、工事の規模や内容に応じてその量や性質が異なります。従来は建設現場の近隣の空き地や受入地などに埋め立てる方法で処分されることが多くありましたが、近年では資源として再利用する取り組みが進められています。

建設発生土を処分する方法は、大きく分けて次の3つがあります。

1つ目は、建設発生土を受入地に搬出して埋め立てる方法です。最も一般的な処分方法であり、埋め立てる際には地盤沈下を防ぐため十分に転圧する必要があります。

2つ目は、建設発生土を再利用する方法です。代表的なのは、建設発生土を砕いたり改良したりして、道路の路盤材やコンクリートの骨材、盛土材として利用する方法です。

3つ目は、建設発生土を処分業者に委託する方法です。委託する際には、処分業者の実績や費用、適正処理の体制を比較検討することが重要です。

建設発生土のリサイクル活用

建設発生土のリサイクル活用

建設発生土は、建設工事や解体工事によって発生する土砂であり、建設副産物として適正に取り扱う必要があります。建設発生土の中にはリサイクル活用できるものも多く、近年では循環利用の促進が政策的にも進められています。

建設発生土のリサイクル活用には、さまざまなメリットがあります。第一に、最終処分量の削減につながることです。再利用することで、受入地への搬入や埋立処分を減らすことができます。第二に、建設資材の節約につながることです。建設発生土を再利用することで、新たな天然資源の採取を抑制できます。第三に、コストの削減につながることです。処分費用や新規資材の購入費用を低減することができます。

建設発生土のリサイクル活用方法は、大きく分けて次の3つがあります。

1つ目は、路盤材や盛土材として利用する方法です。道路や堤防などの路盤材や、造成地の盛土材として利用することができます。

2つ目は、コンクリート骨材などとして利用する方法です。建設発生土を改良・加工することで、再生骨材などの建設資材として活用できます。

3つ目は、レンガやブロックなどの建設材料として利用する方法です。建設発生土を加工することで、レンガやブロックなどの製品として利用することができます。

なお、建設発生土の利用にあたっては「資源の有効な利用の促進に関する法律(リサイクル法)」や各自治体の条例に基づく取り扱いが求められるため、事前に地元自治体に確認しておくことが必要です。

建設発生土の減容化

建設発生土の減容化

建設発生土の減容化とは、建設工事などで発生した土砂の体積を減らす取り組みのことです。減容化を行うことで、処分場の延命や運搬費の削減などにつながります。建設発生土の減容化にはさまざまな方法がありますが、その中でも代表的なのが、土砂を圧縮する圧縮減容です。圧縮減容はプレス機などで土砂を圧縮して体積を減らす方法で、含水比の高い泥土などに有効です。

また、建設発生土を再生処理して再利用することも減容化につながります。再生処理とは、建設発生土をふるい分けたり、脱水・改良したりして、再利用可能な状態にすることです。再生処理を行うことで、建設発生土を道路や公園の造成、盛土材などに再利用することができます。

建設発生土の減容化は、処分場の延命や運搬費の削減につながるだけでなく、環境保全にも貢献します。減容化を進めることで埋立処分量が減少し、環境への負荷を軽減することができます。また、再生処理して再利用することで、資源の節約にもつながります。

建設発生土の適正処理の重要性

建設発生土の適正処理の重要性

建設発生土とは、建設工事によって排出される土砂のことです。公共事業や民間事業などさまざまな建設工事で発生し、その量は膨大です。建設発生土が不適正に処理されると、土砂崩落や水質汚濁、生態系への影響などを引き起こす可能性があります。実際、不適正な残土処分による土砂災害も社会問題となっており、2021年に発生した静岡県熱海市の土石流災害を契機として、2023年5月には「宅地造成及び特定盛土等規制法(盛土規制法)」が施行されました。そのため、建設発生土の適正処理は非常に重要です。

建設発生土を適正に処理するためには、まず発生量を把握する必要があります。発生量は工事の種類や規模によって異なりますが、一般的には工事の規模が大きいほど多くなります。発生量を把握することで、その後の処理計画を立てることができます。

建設発生土の適正処理方法には、再利用、リサイクル、処分などがあります。再利用とは、建設発生土をそのまま他の建設工事の盛土材などとして使用することです。リサイクルとは、建設発生土を改良したり、砕石やコンクリート骨材などに加工したりして、建設資材として使用することです。処分とは、建設発生土を受入地や最終処分場に運搬して処分することです。

適切な処理方法は、発生する建設発生土の種類や量、工事現場の立地条件などによって異なります。建設発生土を適正に処理するためには、関連法令を遵守したうえで、専門家の意見を踏まえて最適な処理方法を選択することが重要です。

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