SDGsコンパスとは何か?その目的と活用方法を解説

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SDGsコンパスとは何か?その目的と活用方法を解説

先生、『SDGsコンパス』って何ですか?

地球環境の専門家

『SDGsコンパス』は、GRI(Global Reporting Initiative)、UNGC(国連グローバル・コンパクト)、WBCSD(持続可能な開発のための世界経済人会議)の3団体が共同で作成した、企業向けのSDGs導入指南書です。

SDGsの導入指南書ですか。企業は、この『SDGsコンパス』を使ってどんなことができるんですか?

地球環境の専門家

企業は、『SDGsコンパス』を活用することで、自社の経営戦略とSDGsを統合し、SDGs達成への貢献度を測定・管理することができます。

SDGsコンパスとは。

SDGsコンパスとは、2016年3月にGRI(Global Reporting Initiative)、国連グローバル・コンパクト(UNGC)、持続可能な開発のための世界経済人会議(WBCSD)の3団体が共同で作成した、企業向けのSDGs導入指南書です。日本語版も公開されています。コンパスとは羅針盤を意味し、企業がいかにSDGsを経営戦略と連携させ、SDGs達成への貢献を測定・管理していくかについての指針を提供することを目的としています。

SDGsコンパスとは

SDGsコンパスとは

SDGsコンパスは、持続可能な開発目標(SDGs)を企業の経営戦略に組み込み、その達成への貢献を測定・管理するための行動指針です。2016年に、GRI(Global Reporting Initiative)、UNGC(国連グローバル・コンパクト)、WBCSD(持続可能な開発のための世界経済人会議)の3団体が共同で作成しました。

SDGsコンパスでは、SDGsの17の目標と169のターゲットを企業活動と関連づけて捉えるための考え方や、具体的な導入ステップが提示されています。これにより、企業はSDGsに関する情報を整理し、自社の取り組みに活かすためのアイデアを得ることができます。SDGs達成に向けた世界的な取り組みを企業セクターから支援することを目的に作成された、実務的なガイドラインといえるでしょう。

SDGsコンパスの目的

SDGsコンパスの目的

持続可能な開発目標(SDGs)の考え方や具体的な内容を、企業をはじめとする多くの主体に分かりやすく伝えるためのツールがSDGsコンパスです。SDGsコンパスの目的は、専門用語を含むSDGsの目標やターゲットを、誰もが理解しやすい形で実務に落とし込み、SDGsをより身近なものとして実践できるようにすることにあります。

企業や地域、NPO、政府など、さまざまな主体がSDGsを推進するための取り組みを計画・評価し、共通認識を持ちながら活動するうえで、SDGsコンパスは重要な役割を果たします。なお、日本語版はグローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン(GCNJ)公益財団法人地球環境戦略研究機関(IGES)によって翻訳・公開されています。

SDGsコンパスの活用方法

SDGsコンパスの活用方法

SDGsコンパスは、SDGsの達成を目指す企業や団体が、自社の活動や製品・サービスがSDGsにどのように貢献しているかを明確にするためのフレームワークです。SDGsコンパスを利用することで、自社の強みや課題を把握し、SDGs達成に向けた戦略を策定することが容易になります。

SDGsコンパスは、以下の5つのステップで活用することが推奨されています。

1. SDGsを理解する
SDGsの内容や、企業がSDGsに取り組む意義について理解します。

2. 優先課題を決定する
バリューチェーン全体を見渡し、自社の事業活動がSDGsに与える正・負の影響を評価したうえで、取り組むべき優先課題を特定します。

3. 目標を設定する
優先課題に基づいて具体的な目標を設定し、KPI(重要業績評価指標)を定めます。

4. 経営へ統合する
設定した目標を経営戦略や事業活動に組み込み、組織全体で取り組む体制を整えます。

5. 報告とコミュニケーションを行う
SDGsへの取り組み状況や成果をステークホルダーに報告し、対話を通じて改善を図ります。

SDGsコンパスは、SDGsの達成を目指す企業や団体にとって有用なツールです。これら5つのステップに沿って活用することで、自社の現状を把握し、SDGs達成に向けた戦略を体系的に策定することができます。

SDGsコンパスの利点

SDGsコンパスの利点

SDGsコンパスは、企業のSDGsへの取り組みを支援するために開発されたフレームワークです。このフレームワークは、企業が自社の現在地を理解し、目標を設定し、進捗状況を追跡するのに役立ちます。SDGsコンパスを利用することで、企業は以下のような利点を享受することができます。

  • 明確かつ具体的な目標の設定:SDGsの17の目標と169のターゲットを参照しながら、企業が明確で具体的な目標を設定するのに役立ちます。
  • 全体的な進捗状況の把握:各目標に対する現在の状況を把握し、目標達成に向けた進捗を追跡することができます。
  • 関係者とのコミュニケーション:SDGsへの取り組みをステークホルダーに説明し、進捗状況を共有するための共通言語として機能します。
  • 評判の向上:SDGsに取り組んでいることを示すことで、社会貢献に対する姿勢をアピールし、企業価値の向上につながります。
  • 持続可能な成長の確保:環境や社会への影響を軽減し、長期的かつ持続可能な事業成長を実現することができます。

SDGsコンパスの事例

SDGsコンパスの事例

SDGsコンパスは、さまざまな企業や組織が持続可能な開発目標(SDGs)に取り組むために活用しています。ここでは、業種別の活用例をいくつかご紹介します。

事例1:食品メーカーによるSDGsコンパスの活用
食品メーカーのA社は、SDGsコンパスを活用して持続可能な食品生産に取り組んでいます。目標2「飢餓をゼロに」や目標12「つくる責任 つかう責任」に関連して、農薬や化学肥料の使用削減と有機農業の推進に取り組んでいます。また、目標13「気候変動に具体的な対策を」に合わせて、再生可能エネルギーの利用を拡大し、二酸化炭素排出量の削減に努めています。

事例2:化粧品メーカーによるSDGsコンパスの活用
化粧品メーカーのB社は、SDGsコンパスを活用して持続可能な化粧品生産に取り組んでいます。目標12「つくる責任 つかう責任」に合わせて、リサイクル可能なパッケージング材の使用を拡大し、廃棄物の削減を進めています。また、目標13に基づき、再生可能エネルギーの利用拡大による二酸化炭素排出量の削減にも取り組んでいます。

事例3:IT企業によるSDGsコンパスの活用
IT企業のC社は、SDGsコンパスを活用して持続可能なIT製品の開発に取り組んでいます。目標9「産業と技術革新の基盤をつくろう」に合わせて、エネルギー効率の高いIT製品の開発を進めています。また、目標13に基づき、再生可能エネルギーの利用拡大による二酸化炭素排出量の削減にも取り組んでいます。

これらは、SDGsコンパスの活用例の一部です。SDGsコンパスは、業種や規模を問わず、さまざまな企業や組織が持続可能な開発目標(SDGs)に取り組むために活用できる実践的なツールです。

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