生物多様性

組織・団体に関すること

種の保存委員会について

種の保存委員会は、国際自然保護連合(IUCN)に設置された6委員会のひとつです。動植物分類群ごとの専門家グループが、絶滅危惧種の保存や外来種駆除、持続的利用などを調査研究し、関係機関に情報提供や科学的助言を行っています。
制度に関すること

自然関連財務情報開示タスクフォースとは

TNFDは、生物多様性や自然資本の観点から企業のリスクと機会を評価・開示する国際的な枠組みです。企業の情報開示を促し、自然保全・回復への資金の流れを生み出すことで、ネイチャーポジティブな世界経済の実現を目指しています。
環境問題に関すること

国連生物多様性の10年とは?

この目標は、生物多様性の喪失を食い止め、回復させ、恵沢を維持し持続可能な開発を推進するものです。達成のため国連は、生息地の破壊、過剰開発、気候変動、汚染、外来種の侵入など主な原因への具体的対策を定めました。
組織・団体に関すること

世界自然保全モニタリングセンター:環境保全の国際的取り組み

世界自然保全モニタリングセンター(WCMC)は生物多様性保全に取り組む国際機関で、現在は国連環境計画(UNEP)の協力センターとして運営されています。1988年にIUCN・WWF・UNEPの協力で設立され、2000年にUNEP傘下に再編されました。
制度に関すること

生物多様性保全活動促進法の概要と重要性

生物多様性保全活動促進法とは、正式名称を「地域における多様な主体の連携による生物の多様性の保全のための活動の促進等に関する法律」といい、市町村やNPO、住民、専門家、事業者などの連携・協働により生物多様性の保全活動を推進することを目的とした法律です。
環境問題に関すること

バイオセーフティとは?

バイオセーフティとは、現代のバイオテクノロジーで作られた遺伝子組換え生物(LMO)が生態系や生物多様性へ悪影響を及ぼさないようにする措置や考え方です。伝統的な品種改良や接ぎ木は含まれません。
環境問題に関すること

アカカミアリってどんなアリ?

アカカミアリは外来生物法で特定外来生物に指定された北米南部などが原産のアリです。日本では硫黄島に定着し他のアリを駆逐、刺されると激しい痛みやアレルギー反応を起こすことがあり、近年は各地の港湾でも確認されています。
環境問題に関すること

国際地球規模移入種計画とは何か

国際地球規模移入種計画(GISP)は、世界の侵略的外来種問題に関する国際研究プロジェクトです。生物多様性条約第8条(h)に基づき、移入種が生物多様性や経済、健康に及ぼす影響の最小化を目指し、1997年から2010年まで二期にわたり実施されました。
制度に関すること

生物多様性国家戦略とは?

生物多様性国家戦略とは、生物多様性条約第6条に基づき各締約国が策定する、生物多様性の保全と持続可能な利用のための国全体の戦略や計画です。締約国は状況や能力に応じ、既存計画の調整も含めて作成する必要があります。
環境問題に関すること

モノカルチャーとは?農業における単一栽培の意味と問題点

モノカルチャーとは、環境分野で用いられる用語で、単一品種の作物を広大な面積にわたって栽培する農業形態を指します。日本語では「単一栽培」と訳されることもあります。
環境問題に関すること

生物多様性の主流化とは

「生物多様性の主流化」とは、生物多様性に配慮した社会経済を実現し、損失を抑制するため、その保全と持続可能な利用を、日常生活を含む多様な社会経済活動の中に組み込むことです。
環境問題に関すること

ネイチャーポジティブとは何か?自然資本と生物多様性を取り戻す取り組み

「ネイチャーポジティブ」とは、生物多様性をはじめとする自然資本の損失を食い止め、反転させ、回復軌道に乗せることを目指す概念です。気候変動や資源の枯渇など人間活動に起因する環境問題が深刻化するなか、持続可能な社会を実現する鍵として国際的に注目されています。
環境問題に関すること

生物多様性フォーラムとは?

生物多様性フォーラムとは?生物多様性フォーラムとは何ですか?地球環境の専門家生物多様性フォーラムとは、生物多様性について研究者や行政機関、非政府機関(NGO)などの関係者が集まって討議する会議の総称です。生物多様性フォーラムの歴史を教えてく...
地球環境に関すること

生物多様性を知り保全する:環境用語『インベントリー』深堀り

インベントリーとは環境用語で目録を意味し、生物学では動植物の種類目録や分布図を指します。生物多様性の研究や保全の基礎となるため、世界分類学イニシアチブなど国際的な取組みが進み、日本でも環境省がJ-IBISで情報提供しています。
地球環境に関すること

ジーンバンクとは?役割や意義を解説

ジーンバンクとは、生物多様性や農業などの分野で有用な生物の遺伝資源を保存するために設置された施設のことで、遺伝子銀行とも呼ばれています。
環境問題に関すること

環境不動産と持続可能な社会

環境不動産とは、環境に配慮した設計・建設・運営が行われている不動産のことです。持続可能な社会の構築に向け、「省エネルギー」「再生可能エネルギーの利用」「環境保全への配慮」など、地球環境への負荷を抑える取り組みを実践している不動産です。
環境問題に関すること

持続可能な森林経営とは?森林の健全性を維持するために

「持続可能な森林経営」とは、森林生態系の健全性を維持しながら、その活力や生産性を活用して人類の多様で永続的なニーズに応える森林管理方法です。1992年の地球サミットで森林原則声明が採択され、概念が整理されました。
環境問題に関すること

地球規模生物多様性概況第2版とは

環境用語「地球規模生物多様性概況第2版(GBO2)」は、生物多様性条約第8回締約国会議(COP8)で公表された文書で、2010年目標の達成状況を評価するため事務局がとりまとめた報告書です。
環境問題に関すること

民間取組等と連携した自然環境保全について

「民間取組等と連携した自然環境保全」とは、2010年の生物多様性条約COP10で採択された愛知目標11のOECM概念に基づき、民間企業やNPO、地域社会などが連携して自然環境を保全する取り組みを指し、日本語の定訳はありません。
その他に関すること

マイナー・サブシステンス:忘れられた生業の魅力

「マイナー・サブシステンス」とは、主要な生業の陰で受け継がれてきた小さな生業を指します。山菜採集や養蜂、身近な漁撈などがあり、経済的影響は小さいものの当事者の情熱で継承されてきました。近年は自然共生や生物多様性の観点から注目されています。
地球環境に関すること

里山イニシアティブ:自然共生の知恵を取り戻す

SATOYAMAイニシアティブは、日本が2007年に策定し、2010年のCOP10で国際提唱された取り組みです。里地里山を例に、自然共生の智慧と伝統を現代の知恵や技術と統合し、世界各地の自然条件に適した自然共生社会の実現を目指します。
地球環境に関すること

REDD+とは?森林の減少・劣化防止と植林の協調

REDD+とは、森林の減少・劣化防止による温室効果ガス排出削減に、植林や森林保全による炭素ストック増加を加えた拡張概念です。途上国でのクレジット創出が期待される一方、天然林伐採を加速し生物多様性等を損なう懸念も指摘されています。
環境問題に関すること

生物多様性国家戦略2010とは?

「生物多様性国家戦略2010」とは、生物多様性条約第6条に基づき策定された、生物多様性の保全と持続可能な利用のための国家戦略です。日本の生物多様性施策の基本方針を示すもので、2010年3月に閣議決定されました。
環境問題に関すること

生物多様性版スターン報告:自然資本を解き明かす

『生物多様性版スターン報告』とは、2008年5月にドイツ・ボンで開催された生物多様性条約第9回締約国会議(COP9)に提出された「生態系と生物多様性の経済学(TEEB)」中間報告で、スターン卿の気候変動報告書の生物多様性版として通称されています。